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DeNA、全国から人材採用へ 通勤交通費「上限月15万円」に
DeNAを採用を全国に広げる。首都圏のオフィスから遠くに住む社員も出社しやすいよう、通勤交通費の上限を「月15万円まで」に変更する。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は6月3日、人材採用を全国に広げると発表した。渋谷・横浜オフィスから遠くに住む社員も出社しやすいよう、通勤交通費の上限を「月15万円まで」に変更するなど、首都圏以外に住んでいる人にも働きやすい環境を整える。
DeNAでもリモートワークが普及しているが、集まる場としてのオフィスの重要性は高いと判断。横浜オフィスの設置やWeWork各拠点の活用など、リモート・出社のハイブリッドワークを整えてきた。
新たに6月から、遠方居住者が出社する場合の交通費について、1日の上限をなくし、月15万円まで実費で支給する制度を導入。6月16日に名古屋のWeWork拠点で行うイベントを皮切りに、全国各地で採用イベントも実施する。
また、リモートワークでの勤務しているインフラエンジニアが、リモートワーク環境での障害対応の実演などを行ったりして働き方を紹介するオンラインイベントも6月20日に実施する。
日本のWeb大手では、LINEやヤフー、メルカリなどが社員の居住地制限を緩和し、全国に住める制度を導入している。
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