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“歌い手”まふまふ、個人での活動休止へ 身体の不調で 紅白にも出場したニコ動発アーティスト
歌手のまふまふさんが、6月11日から12日にかけて開催するライブを最後に、個人としての活動を無期限に休止する。「数年前から身体の調子が良くなかったが、今回の公演を一区切りとし、ゆっくりと療養できたら」という。
歌手のまふまふさんは6月5日、11日から12日にかけて開催するライブを最後に、個人としての活動を無期限に休止すると発表した。「数年前から身体の調子が良くなかったが、今回の公演を一区切りとし、ゆっくりと療養できたら」(まふまふさん)という。ユニットでの活動や、作曲家などとしての楽曲制作は続ける方針。
まふまふさんは2010年ごろ、ボーカロイドを活用して作られた楽曲などをカバーする「歌い手」として、ニコニコ動画を中心に活動を開始。作詞家や作曲家としても活動しており、アニメ「ポケットモンスター」の主題歌「1・2・3」などで作詞、作編曲を担当している。1・2・3では、同じく歌い手出身の歌手・そらるさんとのユニット「After the Rain」として歌唱も担当していた。
2021年には「第72回NHK紅白歌合戦」にも出場。Twitterのフォロワー数は215万人を、YouTubeチャンネルの登録者数は345万人を超えている(いずれも6日時点)。一方、20年には心臓を原因とする失神によって自宅で倒れ、短期間の休養を取っていた。
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