ニュース
メタバースを「じゅん散歩」 テレ朝、仮想空間にショップ出店 高田純次さんのアバターも登場
凸版印刷が運営するメタバースモールアプリ「メタパ」にテレビ朝日が出店。番組グッズなど販売。高田純次さんのアバターが仮想空間内を散歩する。
テレビ朝日は6月6日、凸版印刷が運営するメタバースモールアプリ「メタパ」に、バーチャル店舗「テレアサショップ Metapa店」を出店し、番組グッズなどの販売を始めたと発表した。
テレビ朝日の本社社屋をイメージした空間に、本社内で実際に運営しているショップを再現。番組で紹介した商品や、番組グッズを販売する。
商品は全て3DCG化されており、360度さまざまな角度から閲覧したり、AR機能を使って実寸大で表示し、サイズ感や部屋に置いたときのイメージを確認したりできる。
散歩番組「じゅん散歩」の高田純次さんを3Dで再現したアバターが空間内に登場し、メタバース内を散歩するという。アバターは凸版印刷が開発した「MetaCloneAvatar」で制作した。
ガーデンカフェ「EX GARDEN CAFE」も再現。その周辺には、動画配信サービス「テレ朝動画」で人気の「私立ガリベン大学」「クレヨンしんちゃん」のフォトスポットを設置し、タレントやキャラクターと記念写真を撮ることができる。
メタパは、複数の店舗を仮想空間上に構築できるモールアプリ。遠隔地にいる家族や友人と同時に接続し、一緒にバーチャル店舗をめぐったり、音声会話やテキストチャットが可能。出店側は、バーチャル上のユーザーの行動を分析し、商品開発やマーケティングに活用できる。
関連記事
- “早すぎたメタバース”Second Lifeとは何だったのか 再ブームはあり得るか?
「メタバース」が注目を浴びる中、たまに話題に上るのが「Second Life」だ。2007年前後にブームが起きたが、急速に沈んだ“早すぎたメタバース”。あのブームは何だったのか? 復活はあり得るのだろうか? - “メタバース向け保険商品”開発へ 損保ジャパンとANA NEOが提携
メタバース向け保険商品開発などで、損害保険ジャパンとANA NEOが提携。ANA NEOは、バーチャル空間で旅行や買い物が楽しめる3D空間を開発中だ。 - 泉佐野市、メタバース内でふるさと納税呼び掛け 返礼品を3Dモデル化して展示
大阪府泉佐野市が、ふるさと納税の呼び掛けを目的にVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に出展する。開催元のHIKKYによれば、自治体がふるさと納税の呼び掛けを目的に同社のイベントに出展するのは初という。 - 前澤友作さん、Web3とメタバースに投資する「MZ Web3ファンド」立ち上げ 投資総額は100億円
実業家の前澤友作さんがWeb3やメタバース領域に投資する「MZ Web3ファンド」を立ち上げた。総額100億円規模の投資が可能という。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.