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「タイバニ」ハリウッドで実写テレビシリーズ化 3度目の発表に「紆余曲折あった」

バンダイナムコピクチャーズは3日、人気アニメ「TIGER&BUNNY」をハリウッドで実写化すると発表した。新たなパートナーシップでテレビシリーズ化を目指す。

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 バンダイナムコピクチャーズ(東京都杉並区)は6月3日、人気アニメ「TIGER&BUNNY」(以下、タイバニ)をハリウッドで実写化すると発表した。新たなパートナーシップでテレビシリーズ化を目指す。


アニメ「TIGER&BUNNY2」© BNP/T&B PARTNERS

 「Apple TV+」オリジナル映画「パーマー」などを手掛けた独立系のエンターテインメント企業、SK Globalが製作に加わる。脚本とショーランナー(現場責任者)はマーベル映画「エレクトラ」などの脚本を手掛けたM・レイヴン・メッツナー氏。エグゼクティブプロデューサーにはNetflixで配信中の最新作「TIGER&BUNNY 2」の尾崎雅之さんやSK Globalのシドニー・キンメル共同会長らが名を連ねた。

 タイバニの実写化を巡っては2015年にロン・ハワード監督のImagine Entertainmentと共同でハリウッド映画化を発表し、2018年には米Global Road Entertainment(当時、現在はOpen Road Films)などとのパートナーシップを発表したものの、その後は動きが見られなかった。

 エグゼクティブプロデューサーを務めるバンダイナムコピクチャーズの尾崎雅之さんは今回の発表に際して「実写化プロジェクトについては、これまでかなりの紆余曲折があり、再起動のためには様々な方々の理解と支えが必要でした。困難な状況の中、良き縁にも恵まれ、特にSK GlobalのようなアジアのIPとパートナーを大切にする素晴らしいパートナーと巡り会えたことで、再び新たなスタート地点に到達することが出来ました」とコメントを寄せている。


バンダイナムコピクチャーズの尾崎雅之さんのコメント全文(発表資料より)

 タイバニは2011年にテレビで放送したサンライズ制作のオリジナルアニメーションシリーズ。2012年、2014年に劇場版を公開し、女性を中心に人気を博した。今年4月からNetflixで新作「TIGER&BUNNY2」を配信している。

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