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バンダイ「紙製カプセル」をカプセル自販機に本格導入
バンダイは3日、カプセル自販機「ガシャポン」に紙製カプセル「マプカプセル」を導入すると発表した。6月第4週から順次導入する。
バンダイは6月3日、カプセル自販機「ガシャポン」に紙製カプセル「マプカプセル」を導入すると発表した。6月第4週から全国のカプセル自販機に順次導入する。
環境経営総合研究所(東京都渋谷区)が開発した紙パウダー入り成形材料「MAPKA(マプカ)」を使用し、合成樹脂原料などを手掛ける吉比化成(東京都千代田区)と協力して紙を51%含む“紙製カプセル”を開発した。カプセル状にする技術は特許出願済み。
バンダイによると従来のポリプロピレン100%のカプセルに比べ、製造から焼却までの過程における温室効果ガスの排出量を3割削減できるという。
バンダイは2006年からカプセル自販機の空カプセルを回収する取り組みを始め、2021年9月にはバンダイナムコアミューズメントなどと合同で再生カプセルの製造に乗り出した。21年度に回収したカプセルは約400万個(21.8t)で、約70万個の再生カプセルを製造している。
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