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CAMPFIREから約2500万円着服 警視庁が元従業員を逮捕
警視庁がCAMPFIREの元従業員を逮捕した。元従業員は2019年、同社の銀行口座から自身の口座に約2500万円を送金していたという。
クラウドファンディングサイトの運営などを手掛けるCAMPFIREは6月10日、元従業員が警視庁に逮捕されたと発表した。東京新聞などの報道によれば業務上横領の疑いで、2019年8月から11月にかけて、同社の銀行口座から自身の口座に約2500万円を送金していたという。元従業員は2020年に退職済み。横領した金は競馬などに充てたとしている。
横領によって、支援金がクラウドファンディングの起案者に届かなくなる事態は発生していないという。同社はすでに再発防止策を社内で実施済み。今後も捜査に協力するとしている。
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