AIで難聴をサポートしてくれる補聴器、Pixelに対応したので買って使ってみた:Googleさん(1/3 ページ)
人間ドックで難聴判定されてしまい、補聴器を買いました。Android対応のBluetoothデジタル補聴器はAI機能も搭載です。
Bluetooth対応のデジタル補聴器を買いました。Androidもサポートする、デンマークのWidexというメーカーの製品です。
父方の祖母も父も晩年補聴器ユーザーだったので、遺伝もあるかもしれませんが、音楽好きで若い頃から爆音のライブに行ったり、ウォークマンが普及してからはイヤフォンでずっと大音量で音楽を聞き続けたりしていたので、自業自得な面もありそうです。
夫と一緒にテレビを見ていて、「いま何て言ったの?」が増えたし、体温計の「ピピッ」が分からなくなったし、遠くの救急車のサイレンに気づかなくなったし、怖いのはキッチンの煮もののグツグツ音が聞こえなくなったこと。マスクをしているからもありますが、相手の言うことも聞こえにくくなっていました。
先日の人間ドックの結果、数値としても難聴判定になってしまいました。
おばあちゃんの補聴器は、トランジスタラジオのような本体からケーブルで片耳にイヤフォンをつなぐものでした。江戸っ子で小粋に着物を着こなしていた彼女は帯にちょいと本体をはさんでましたが、頻繁にハウリングして、あまりよく聞こえていなかったと思います。
父の補聴器もまだ有線でした。やはり、あまり効果はないと言ってました。
なので、あまり期待していなかったんですが、技術の進歩はありがたいですね。まだ症状が軽度だからもあると思いますが、上に紹介した症状はすべてかなり改善されました。
Bluetoothサポート補聴器ではStarkeyというメーカーが有名で評判も高いけど、残念ながらサポートするのはiOSのみ。Pixelのヘルプページで公式にサポートしているメーカーはGN ReSoundとCochlearだけですが、近所の補聴器屋さんに行ったらWidexもPixel 6に対応することが判明し、海外での評判もよさそうだったのでこちらにしました。
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