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「テストベッドの聖地」山梨県、新たな実証実験を募集 最大750万円を支援
山梨県は15日、最先端技術を持つスタートアップなどの実証実験を支援するプロジェクトを始めた。補助金は経費の最大4分の3、最大750万円と「全国トップレベル」という。
山梨県は6月15日、最先端技術を持つスタートアップなどの実証実験を支援するプロジェクト「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」の募集を始めた。補助金は経費の最大4分の3、最大750万円と「全国トップレベル」という。
補助金の他、実証実験の実施場所の斡旋、実施の際に必要となる地元との調整などを自治体職員が支援する。募集テーマはないが、クリーンエネルギーや次世代モビリティ、無人配送、スマート農業などを例として挙げている。
応募の締め切りは7月15日正午。書類審査とプレゼン審査会などを経て、9月以降に実証実験を開始できる。
プロジェクトの募集は今回が3回目。これまでにA.L.I.Technologiesのドローン物流プラットフォーム、AssistMotionの歩行補助ロボット、エアロネクストのスマート物流など多くの実証実験を支援した。
山梨県はリニア実験線などで知られる「テストベッドの聖地」(山梨県)。20年3月に策定した「リニアやまなしビジョン」ではリニア中央新幹線を機に先端企業を誘致し、リニア開業効果を最大化する方針を示した。
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