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「+メッセージ」マイナンバーカードでの公的個人認証に対応
「+メッセージ」が、マイナンバーカードを使った本人確認が行える公的個人認証サービス(JPKI)に対応。銀行の口座開設や残高通知、クレジットカードの発行時の本人確認などの利用を想定している。
KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの3社は6月29日、携帯電話番号でメッセージを送受信できる「+メッセージ」で、マイナンバーカードを使った本人確認が行える公的個人認証サービス(JPKI)に対応すると発表した。7月以降に開始する。
JPKIは、マイナンバーカードのICチップに記録された電子証明書を利用し、本人確認できるサービス。ネット上での手続きで、なりすましやデータの改ざんを防ぐために使われる。
今回新たに、企業や団体の+メッセージの公式アカウントを通じて、JPKIを利用可能に。例えば、銀行の口座開設や残高通知、クレジットカードの発行時など、認証画面でスマートフォンをマイナンバーカードにかざし、暗証番号を入力するだけで、オンラインでの本人確認ができるようになる。
NFCの読み取りに対応したiOS 13.1以上、Android 6.0 以上のスマートフォンとタブレットが対象。JPKIに対応した公式アカウントは、今後公開する。
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