ニコン、Vlog向けAPS-Cミラーレス「Z 30」登場 長時間撮影に適したボディデザイン
ニコンは、新型ミラーレスカメラ「ニコン Z 30」を発表した。APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、Vlogなどの映像撮影用途に最適とする。EVFを搭載せず、Zマウントを採用したミラーレス機の中で最小・最軽量を実現した。
ニコンは6月29日、新型ミラーレスカメラ「ニコン Z 30」を発表した。APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、Vlogなどの映像撮影用途に最適とする。EVFを搭載せず、Zマウントを採用したミラーレス機の中で最小・最軽量を実現した。発売日は8月5日を予定しており、価格はオープンプライス。
Z 30は、イメージセンサーはZ fcと同じ2088万画素のCMOSセンサー、映像エンジンは上位機種「Z 7」と同じ「EXPEED 6」を搭載する。常用感度は最大5万1200、ボディ内手ブレ補正ユニットは搭載せず、レンズ側の手ブレ補正機構「VR」を使用する。秒間11コマの連続撮影も可能だ。
動画は最大4K/30fpsに対応し、1080p/120fpsのスローモーション撮影も可能。フルHD撮影時で最大125分まで撮影できる(4K撮影の目安は約35分)。動画撮影時でも、人や犬、猫の瞳を検出する「瞳AF」「動物AF」や、被写体の動きや構図に応じてピントを合わせる「AF-F」(フルタイムAF)が利用可能。Webカメラとして使用することもできる。USB Type-Cポートで給電しながらの撮影も可能だ。
ボディは、3,0インチのタッチ対応バリアングル液晶を搭載し、動画を記録していることがひと目で分かるタリーランプを内蔵。グリップは握りやすさに考慮した深いもので、長時間の持ち歩き撮影に適しているという。大き目の動画撮影ボタン、ウィンドマフを装着しやすい大型マイクなども搭載する。重さは約405g(バッテリー、メモリカードを含む)。
同社では、発売を記念し、64GBのSDカードとウィンドマフをプレゼントするキャンペーンを同時開催する。
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