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読売新聞オンラインが不正アクセス被害に 対策で3万人のパスワード無効化
読売新聞オンラインの会員情報管理システムが不正アクセス被害を受けた。個人情報の流出などは確認されていないとしている。
読売新聞社は7月4日、読売新聞オンラインの会員情報管理システムが不正アクセス被害を受けたと発表した。個人情報の流出などは確認されていないとしている。
不正アクセスが発生したのは2日午後5時40分ごろ。読売新聞社は対策として同時刻から4日午後5時までに読売新聞オンラインにログインした会員約3万人のパスワードを初期化。対象のユーザーには再設定するよう案内している。
読売新聞社に問い合わせたところ、不正アクセスの原因は不明と答えた。不正アクセスに気付いた経緯やパスワード無効化の実施時刻については、情報セキュリティ上の問題があるため非公開としている。
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