ニュース
4万円切る「ルンバ i2」発売 「史上最高のコスパ」
アイロボットジャパンは7日、掃除ロボット「ルンバ i2」を発表した。価格は3万9800円。「ルンバ史上、最高のコストパフォーマンス」という。
アイロボットジャパン合同会社は7月7日、掃除ロボット「ルンバ i2」を発売した。価格は3万9800円で、月額1280円からのリースプランも用意する。同社の挽野元社長は「ルンバ史上、最高のコストパフォーマンス」と胸を張った。
エントリーモデル「ルンバ e5」の後継機。吸引力を倍に引き上げ、「ルンバ i3」など上位モデルと同等にした。
SLAMやカメラは搭載しないが、ジャイロセンサーやフロアトラッキングセンサーなどを駆使して室内のマップを作成し、専用アプリ「iRobot Home」上に掃除した範囲などを表示できる。「掃除状況の可視化はルンバに対する信頼感につながる」という。
他にもスケジュール設定や外出先からのリモート操作、GoogleアシスタントやAmazon Alexaからの音声操作、床ふきロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携などにも対応した。
7日に行った発表会で挽野社長は昨今の物価高に触れ「家電の高級志向は一段落。コスパが重視される市場になった」と指摘。「ルンバ i2は基本性能をしっかり抑え、これまでに(低価格モデルに)ないアプリ体験などを提供するコスパの良いモデル」。
関連記事
- 「ルンバ」の動き再現するプログラミング教材、アイロボットが無償公開 日本未発売ロボットの貸し出しも
アイロボットジャパンは8日、小中学生向けのプログラミング教材「ルンバ エンジニアリングコース」を自社サイトで無料公開した。 - 「ルンバ」大規模アプデ 「Siri」による音声操作など追加へ
アイロボットジャパンは6日、お掃除ロボット「ルンバ」と床ふきロボット「ブラーバ」(Wi-Fi対応モデル)の大規模なソフトウェアアップデートを発表した。 - ペットのうんち、吸い込んだら新品交換 新しいルンバはAIに自信
アイロボットジャパンは2日、床に散らばった靴下や電源コード、ペットの排泄物などを正確に避けて掃除するというロボット掃除機「ルンバ j7+」を発表した。 - ファブリック調の「ルンバ i3+」発売 自動ごみ収集機付きで10万円切る
アイロボットジャパンはロボット掃除機「ルンバ i3+」を2月26日に発売する。ルンバが戻ってくると自動でごみを吸い出す「クリーンベース」付きで価格は9万9800円(税込)。 - 丸くない「ルンバ」登場 シリーズ初、D型シェイプで「もっとごみに近づける」
アイロボット ジャパンはD型形状になったロボット掃除機「ルンバ s9+」を2月28日に発売する。進行方向にある壁や家具との距離を認識し、壁際や部屋の隅まで入りこむ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.