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Medium創業者のエバン・ウィリアムズ氏、10周年でCEO退任へ

Twitterの共同創業者でMediumを10年前に創業したエバン・ウィリアムズ氏がCEOを退任し、取締役会長になる。「次の10年に向けて準備を進めるため」で、新たな持株会社を立ち上げる計画としている。後任は10年間Mediumの顧問を務めてきたトニー・スタッブルバイン氏。

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 米Mediumの創業者でCEOのエバン・ウィリアムズ氏は7月12日(現地時間)、CEOの座を退き、取締役会長として留まると自身のMedium投稿で発表した。Mediumは8月に立ち上げ10周年を迎える。ウィリアムズ氏は「次の10年に向けて準備を進めるため」の退任だと説明した。

 後任には、10年前からMediumの顧問の役割を担ってきたトニー・スタッブルバイン氏を指名した。スタッブルバイン氏は2005年から1年間、ウィリアムズ氏が共同創業したPodcast企業Odeoにエンジニアリング担当副社長として参加した。OdeoはTwitterの前身となった企業だ。スタッブルバイン氏はその後いくつかの新興企業のCEOを務め、2015年にコーチング企業Coach.meを創業し、現在もCEOを務めている。

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エバン・ウィリアムズ氏(左)、トニー・スタッブルバイン氏(いずれもTwitterのプロフィール画像より)

 ウィリアムズ氏は、投稿で「私がインターネットに取り組んできた約30年の間に、ネットはオタクの趣味から文化や情報、娯楽を運ぶ24時間年中無休の循環システムに成長した。インターネットはかつてインターネットに関するものだったが、今では世の中すべてに関するものになり、すべてに影響を及ぼすようになった」とし、数カ月あるいは数年の研究期間の後、新たな持株会社あるいは研究所を立ち上げると語った。

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