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サイボウズ、物価上昇で社員に特別手当 最大15万円
サイボウズは、世界的に進む物価高騰を受けて、直接雇用契約を結ぶ社員に対して「インフレ特別手当」を支給する。支給額は月の就業時間ごとに異なり、128時間超(8時間/日で週4日超勤務)の場合には15万円を支給する。
サイボウズは7月13日、世界的に進む物価高騰を受けて、直接雇用している従業員に対して「インフレ特別手当」を支給すると発表した。月の就業時間に応じ、6〜15万円を7〜8月中に支払うという。「各拠点の社員が生活に不安を抱くことなく業務を行えるよう、手当を支給する」(サイボウズ)
日本の拠点で働く従業員には、月の就業時間が128時間以上の場合15万円、96時間以上128時間以下の場合12万円、64時間以上96時間以下の場合9万円、64時間以下の場合は6万円を支給する。海外拠点の場合は、各拠点で個別に支給額を算定する。
サイボウズは手当を支給する背景について「2021年の給与決定時の給与相場から急激なインフレが起きたため、一時的な対応として決定した」と説明。支給は今回限りで、今後継続的に手当てを出す予定はないとしている。
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