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発売から11年、進化だけを目指さない「おもいでばこ」の歩み小寺信良のIT大作戦(5/6 ページ)

バッファローの製品の中でも異色中の異色である「おもいでばこ」。通常のIT機器とは違う発想で作られたこの製品・サービスのコンセプトについて語る。

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「おもいでばこ」コンティニュー、な新シリーズ

 2022年から展開が始まったPD-2000シリーズは、スマホの4K動画取込み・再生対応が可能になった。ということは、またSoCが変わって中身を全部作り直したということである。お疲れ様以外の何ものでもない。

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PD-1000時代のUI
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PD-2000のUI。基本テイストを変えず、スマートになった

 ただ、進化のポイントは4K対応だけではない。個人的に一番大きなインパクトだったのが、「おもいでばこ引越し」機能だ。これは同じネットワークにつながった旧「おもいでばこ」の中身を、特別なツールを使うことなく、直接新「おもいでばこ」に吸い込める機能である。単にデッドコピーではなく、すでに新「おもいでばこ」に取り込んでしまった写真を残しつつ、旧のデータを取り込める。つまり、マージできるのだ。これまでは、一旦外付けHDDへバックアップし、そこから新「おもいでばこ」へ移す必要があった。

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「おもいでばこ」同士でダイレクトにデータ移行できる「おもいでばこ引越し」

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