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Airbnbの共同創業者、ジョー・ゲビア氏が退任
Airbnbの3人の共同創業者の1人、ジョー・ゲビア氏(40)が退任する。父親行に専念するためとしている。取締役および非営利団体Airbnb.orgの役員は続ける。
米民泊大手のAirbnbは7月21日(現地時間)、共同創業者のジョー・ゲビア氏(40)が退任すると発表した。取締役としては留まる。同社は2007年、ルームメイトだったゲビア氏とブライアン・チェスキーCEO(40)、ネイサン・ブレチャージクCSO(39)の3人が共同で立ち上げた。
ゲビア氏は従業員への書簡(公式ブログとして公開)で「十分に検討した結果、Airbnbでのフルタイムの業務から離れることにした」と語った。主な理由として、父親業に専念するためとしている。
同氏はまた、難民支援などの活動をしている非営利団体Airbnb.orgの役員も続けると語った。この取組では自然災害や紛争の被害者に無償で宿泊施設を提供するというもの。直近ではウクライナ難民を支援している。
チェスキーCEOは自身のTwitterアカウントでこの件に関する従業員宛書簡の画像をツイートし、その中で「私たちは3人で夢を実現させた。今でも夢を見続けている。ありがとう、ジョー」と語った。
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