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完全無人の自動運転車が走り回るSFな街 サンフランシスコの不思議な日常を激写してきたシリコンバレーから見た風景(4/4 ページ)

完全無人で走行するWaymoのセルフドライビングカーを激写してきた。

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ついに完全無人の車両を見つけた!

 この後もしばらく交差点を観察しているとWaymoのドライバーレス車両が何度も通過していきました。最初は同じ車両かと疑ったのですが、ナンバーが異なるので複数台のドライバーレス車両がこの近辺を走行しているようです。

 そのうちの1台を斜め前から撮影してみました。前座席のヘッドレストがそのまま見えるので、ドライバーレスであることがよく分かります。一方、後部座席のガラスには黒いフィルムが貼られているので乗客がいるかは分かりません。Waymoの従業員が乗客として乗っている可能性はあるのですが、さてどうでしょう。

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この車両も運転席に人はいない。ちなみにアメリカは左ハンドル

 しばらくすると別のドライバーレス車両が右折していきました。この車両は偶然にも後部座席の窓が開いていて、中の様子を見ることができます。写真を拡大しても、車体を通して反対側にある電柱と木しか見えないので、ドライバーも乗客もいない完全無人のテスト車両でした。乗客を降ろした後でしょうか。

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偶然遭遇した後部座席の窓が開いたドラーバーレス車両
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窓の部分を拡大して確認すると乗客もいない完全無人だった

 ということで、完全無人のWaymoセルフドライビングカーがサンフランシスコの街を駆け回っている様子を撮影することができました。

 私は大興奮だったのですが、AndyTown Coffeeにいたまわりの人たちは、意外なことに全く反応なし。多くのテスト車両が走っているのでもう見慣れてしまったのかも知れません。

 不安を与えるようなぎこちない走りをしていれば注目を集めるのかも知れませんが、セルフドライビングカーの走行はびっくりするくらいスムーズで、普通の自動車と区別がつかないレベルです。

 これがサンフランシスコで見てきたセルフドライビングカーのリアルです。自動車の未来と思っていた世界が、既に街の日常になり始めていました。

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