テレビで医療相談もできるスティック型端末 大阪ガスがレンタル開始

大阪ガスは29日、テレビを使ってECや医療などの生活サービスを提供するスティック型端末「スマイLINK TV Stick」のレンタルを8月1日に始めると発表した。月額390円。

[ITmedia]

　大阪ガスは7月29日、テレビを使ってECや医療などの生活サービスを提供するスティック型端末「スマイLINK TV Stick」のレンタルを8月1日に始めると発表した。レンタル料金は月額390円。

「スマイLINK TV Stick」利用イメージ

　テレビのHDMI端子に直接接続するドングル型のネット端末。OSにAndroid 11を搭載し、テレビ画面で動画配信や独自のネットショッピングなど様々なサービスを利用できる。

　またファストドクター（東京都港区）と提携し、専門カウンセラーに24時間365日相談できる「メディカルサポート24」にも対応した。今後も店舗やタクシー予約などサービスを拡充する。

　大阪ガスは「PCやスマホ操作に慣れない高齢者や団らんの時間が減少した家族などに対し、手軽に安心してデジタルサービスを利用できる環境を提供する」としている。

　利用には大阪ガスが提供する「スマイLINK」会員登録が必要。月額390円の「シンプルプラン」の他、Netflixのスタンダードプラン（月額1490円）、プレミアムプラン（月額1980円）とのセットプランを用意した。セットプランでは端末のレンタル料金が実質無料になる。なおスマイLINKは居住地域を問わず利用できるが、ガス機器のトラブルなどに対応する“駆けつけ”サービスなど一部は大阪ガス管内のみの提供となる。

画面イメージ。各種動画配信サービスなども利用できる

スペック表（出典は大阪ガスのWebサイト）