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ニコンの動画カメラ「Z 30」の実力は? ミラーレス一眼としても高性能荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

APS-Cセンサー機に注目の2022年、ニコンからも来たのである。Zシリーズの最廉価モデル「Z 30」だ。Vlog撮影に注力したモデルだが、スナップ撮影用としてもすごく使いやすい。

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 ではこれで撮ってみるぜ、ってことで今回の人物作例は自撮りで。モニターをくるっと回して自撮りモードにすると画面構成も自撮り用に切り替わる(設定で変更可能)のも特徴だ。


グリップを持って角度をあわせて自撮りだぜの図

逆光でも顔に合わせた露出で撮ってくれた(16-50mm 16mm 1/125秒 F3.5 ISO560)

 テーブル三脚になるのでリモコンを持ってこんな風に自分を撮るのもよし。


Vlog的にはこんな使い方も増えそう。片手にリモコンを持って

室内でリモコンで撮影。複雑なミックス光なのだけど、うまくホワイトバランスをコントロールできてる(16-50mm 16mm 1/125秒 F3.5 ISO2200)

 動画は4Kの30fpsまで。フルHD なら120fpsまで撮れる(4倍のスローモーション)。

 Z 50やZ fcの動画は最長記録時間が29分59秒(つまり30分未満)なのに対し、Z 30ではその制限がなくなっており、最長で125分まで長回しできる。この差は大きい。


画像サイズとフレームレートの選択画面。この次のページにスローモーション用のセッティングがある

 手ブレ補正はレンズ内手ブレ補正+電子式。両方をオンにして、上記のパターンで動画を撮ってみた。ウィンドマフは装着。

 録音帯域は広帯域と音声帯域を選べるが、広帯域にした。


録音帯域を広帯域にするか音声帯域にするか選べる。音声での説明をはっきり効かせたいときなど声が大事なときは音声帯域で

 そしてざっくりといくつか動画クリップを撮ったのだが、そのうちの2本を「Adobe Premiere Rush」でつないだのがこちらだ。

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