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海外版マンガアプリに「黒塗り多すぎ」批判 スクエニ「プラットフォームのポリシー上、不可避だった」

スクエニの海外版マンガアプリ「Manga UP!」の作品に、黒塗りの修正が極端に多く入っていると話題に。スクエニは「プラットフォームのポリシーを考慮すると、修正は不可避だった」と釈明。

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 スクウェア・エニックスが7月25日、日本を除く世界でリリ−スしたコミック配信アプリ「Manga UP!」の作品に、黒塗りの修正が極端に多く入っていると、ユーザーの間で話題になっている。

 同社は公式Twitterで「プラットフォームのポリシーを考慮すると、修正は不可避だった」と釈明。「ユーザーのフィードバックを得ながら改善していく」とコメントした。

 Manga UP!は、日本で1900万ダウンロードを突破したという同社の漫画アプリ「マンガUP!」の海外版で、「鋼の錬金術師」「ソウルイーター」「ヴァニタスの手記」など約160作品を収録。7月25日に全世界でリリースした。

 リリース直後から、一部の作品で、女性の胸の谷間や太ももなどに「多数の黒塗り処理がされている」と話題に。ジーンズに覆われた股間や、スカートからわずかに見える膝などにまで黒塗りがあり、「“検閲”が厳しすぎる」などと批判を浴びていた。

 批判を受け、Manga UP!の公式Twitterは27日に発表した声明で、「日本以外の世界中でアプリをリリースするに当たり、プラットフォームのポリシーを考慮すると、修正が不可避だった。アプリはリリースしたばかり。ユーザーのフィードバックを得ながら改善していく」と述べた。「一部の作品は、他の公式配信サービスでは“検閲”なしで提供している」とし、引き続き作家をサポートするよう呼び掛けている。

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