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東京ガスと東北電力が出資した新電力、11月末でサービス終了
新電力のシナジアパワーは8日、小売電気事業を11月末で終了すると発表した。長引く燃料価格の高騰などで事業の継続が難しくなった。
東京ガスと東北電力が出資した新電力のシナジアパワー(東京都台東区)は8月8日、小売電気事業を11月末で終了すると発表した。長引く燃料価格の高騰などで事業の継続が難しくなった。
折からの燃料価格や卸電力取引価格の高騰で事業環境が悪化し、ロシアによるウクライナ侵攻で先行きの不透明さが増した。コスト低減や出資会社からの支援、電気料金の見直しなどを進めてきたが「収支改善、経営再建の見通しが立たず、事業継続は困難と判断した」としている。
利用者の契約切替などの手続きについては8月10日に発送するダイレクトメールで案内する。問い合わせ窓口として専用ダイヤル(0120-583-017)も開設した。
シナジアパワーは2015年に東京ガスと東北電力が折半出資で設立した小売電気事業者。「エネルギーのプロ」による電力サービスをうたい、関東圏で主に法人向けの高圧/特別高圧電力を販売している。
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