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EVなのにリアルなエンジン音──「Dodge Charger Daytona SRT」コンセプト披露
Dodgeがエンジンの轟音がする電気自動車のコンセプト「Dodge Charger Daytona SRT」を披露した。モーターと連動するアンプで126dBのエンジン音を出す。
「バイパー」などのスポーツカーで知られる米Dodgeは8月17日(現地時間)、往年のスポーツカーのようなエンジン音を発する電気自動車のコンセプト「Dodge Charger Daytona SRT」を披露した。「ダッジのように走り、ダッジのように見え、ダッジのように聞こえる」。
「退屈なEVパラダイムを退け、業界初のEV排気音で往年のスポーツカーの126dBに匹敵する轟音を発する」という。そのために、「Fratzonic Chambered Exhaust」システム(特許出願中)を開発した。これは車両の後部にアンプとチューニングチャンバーを組み込むことで、モーターと連携してエンジン音のようなサウンド体験を生み出すという。
記事末に転載した動画で“エンジン音”を聞くことができる。
生産開始は2024年の見込み。価格などは発表されていない。
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