ニュース
「Windows 11でAndroidアプリ」、日本のWindows Insiderでも提供開始
米Microsoftは、「Windows 11」上でAndroidアプリを利用できるプレビュー機能を日本のWindows Insider向けに拡大した。Androidアプリは米AmazonのAmazonアプリストア経由でダウンロードできる。
米Microsoftは8月18日(現地時間)、「Windows 11」上でAndroidアプリを利用できるプレビュー機能を日本の開発者に提供すると発表した。Androidアプリは米AmazonのAmazonアプリストア経由でダウンロードできる。これまで米国でのみ提供していた機能であり、米国以外では初となる。
同機能を利用するには、Windows Subsystem for Androidの要件(8GBのメモリと第8世代のIntel Core i3、AMD Ryzen 3000、Snapdragon 8c 以上)を満たすデバイスで、Windows 11 Version 22H2以上が必要になる。その上で、Microsoft Storeを22206.1401.6以上にアップデートし、最新バージョンのAmazon Appstoreをインストールすることで利用できる。
関連記事
- 「Windows 11でAndroidアプリ」日本でも可能に
Microsoftは「Windows 11」でAndroidアプリを使えるようにする機能を日本を含む5カ国で年内に提供する。現在は米国でのみプレビュー中だ。Microsoft Store内のAmazonアプリストア経由で数千のアプリやゲームをダウンロードできるようになる。 - 「Windows 11でAndroidアプリ」、Insiderでテスト開始 仕組みも解説
Microsoftは「Windows 11」上でAndroidアプリを使うテストをWindows Insider向けに開始した。「Kindle」や「Lords Mobile」など約50本のアプリやゲームをテストできる。米リージョンのAmazonアカウントが必要。 - Internet Explorer(IE)、約27年の歴史に幕 「ご愛顧ありがとうございました」
Microsoftは6月15日、1年前に予告したWebブラウザ「Internet Explorer(IE) 11」のサポート終了を実施した。1995年公開の「IE 1」から続いた27年の歴史に幕が下ろされた。Edgeの「IEモード」は「少なくとも2029年まで」サポートするとしている。 - Microsoft、開発環境をまるごとクラウドPCとして用意できる「Dev Box」パブリックプレビュー開始
米Microsoftが、開発環境をまるごとクラウドPCとして用意できる「Dev Box」のパブリックプレビューを開始。パブリックプレビュー中は、8vCPUおよび32GBメモリの最初の15時間と、ストレージSSD 512GBの最初の365時間が毎月無償で利用できる。それ以上使用する場合は、1時間単位の従量課金。 - コールセンターのKDDIエボルバが社内の電話対応を完全撤廃したワケ
KDDIグループのKDDIエボルバは、米Microsoftのコミュニケーションツール「Microsoft Teams」を活用し、社内の電話対応を撤廃した。コールセンター事業の同社が、社内とはいえ電話対応を撤廃した理由には「コミュニケーションのデータ分析」があった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.