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「ZOZOSUIT」復活 米国で新ビジネスに フィットネス向け
「ZOZOSUIT」を活用した体型マネジメントサービス「ZOZOFIT」が米国でスタート。ZOZOSUITのサービスは日本では6月に終了していた。
ZOZOグループのZOZO Apparel USA,Inc.は8月24日、「ZOZOSUIT」を活用した体型マネジメントサービス「ZOZOFIT」(98ドル)の提供を米国で始めた。ZOZOSUITを使い、ジムや自宅で体型を計測。その変化をアプリで確認できる。
ZOZOSUITは、専用スーツを着てスマホのカメラで撮影するだけで身体を採寸でき、通販で衣服を注文する際に利用できるサービスとして日本で2017年にスタートしたが、2022年6月に全サービスを終了した。今回米国で、フィットネスと結びつけた新たなビジネスとしてZOZOSUITを“復活”させる。
新サービスの「ZOZOFIT」は、ZOZOSUITを着用し、iOS用専用アプリでスーツ全体のドットマーカーを撮影すると、肩幅、胸囲、腕周囲、ウエスト周囲、ヒップ周囲、太もも周囲、ふくらはぎ周囲の7つの主要な部位の計測結果を表示。計測を続けると体型の変化を確認でき、トレーニング強化が必要な部位の見極めなどにも役立てられる。
ZOZOFITは今後、目標設定機能やシェア機能などの追加を計画。秋以降にAndroidアプリの提供も始める。
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