ニュース
JR東、運転士が使う業務用の鉄道運転シミュレーターをゲーム化 PC向けに9月20日発売
JR東日本が、業務用の鉄道運転シミュレーターを基に開発したゲーム「JR EAST Train Simulator」を9月20日に発売する。PCゲーム販売プラットフォーム「Steam」でストアページも公開した。価格や提供の目的については「後日説明する」という。
JR東日本は9月2日、実際に運転士が訓練で使用している業務用の鉄道運転シミュレーターを基にしたゲーム「JR EAST Train Simulator」を20日に発売すると明らかにした。同日にPCゲーム販売プラットフォーム「Steam」でストアページも公開。価格や提供の背景については「後日説明する」(同社)という。
まずは早期アクセス版(開発段階の製品を販売し、プレイヤーの意見を募りながら完成を目指す方式)としてゲームをリリース。発売から1〜3カ月後をめどに、正式版に移行するという。
早期アクセス版では京浜東北線の大宮駅〜南浦和駅間など一部の路線しか遊べないが、正式版では路線を増やす。正式版に移行後、さらに別の路線を遊べる追加コンテンツも販売する予定。
開発は鉄道運転シミュレーションゲームなどを手掛ける音楽館(東京都品川区)が担当する。JR東は業務用シミュレーターに加え、車窓から見える風景の映像や、実際の車両から録音した走行音などを提供しているという。
関連記事
- 初代「電車でGO!」がスマホで復活 無料で遊べる特設サイト登場
初代「電車でGO!」が無料で遊べるスマホ向け特設サイトが登場。タイトーが1996年にリリースしたアーケード版をベースに、グラフィックなどをスマホ向けに調整したもの。初代の音源も再現している。 - 「電車でGO!!」がPS4とSwitchに 山手線の運転士になって列車を運行
スクウェア・エニックスが、プレイステーション4、Nintendo Switch用ソフト「電車でGO!! はしろう山手線」を発売する。PS4版は12月3日発売、価格は7800円(税別)、Switch版の詳細は後日発表。 - JR山手線、2028年までに自動運転導入へ 営業中の列車で実験
- 「ロボットそば屋」JR東が展開加速、王子駅に新店舗 2026年までに30店舗へ拡大
JR東日本クロスステーションが、ロボットがそばを作るそば屋をJR王子駅にオープンする営業開始は4月22日。同社がロボットを活用するそば屋をオープンするのは3店舗目。同社は今後、2026年までに同様のそば屋を30店舗まで拡大する方針。 - JR東日本が貨物コンテナ型ハウス発売、297万円から 「あずさ号」「北斗星」の鉄道古物インテリアも
JR東日本は13日、昭和60年代の貨物コンテナ「国鉄6000形コンテナ黄緑6号色」をほぼ実物大で再現したコンテナ型ハウス「マチハコトレイン」を発売した。297万円から。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.