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ソニー、レンズ交換式の旋回型カメラを発表 「新たな映像制作手法の可能性を提案」
ソニーは6日、フルサイズセンサーを搭載したレンズ交換式の旋回型カメラ「Cinema Line FR7」を発表した。
ソニーは9月6日、フルサイズセンサーを搭載したレンズ交換式の旋回型カメラ「Cinema Line FR7」を発表した。ロボティクスを活用し「クリエイターに新たな制作手法の可能性を提案する」としている。価格はカメラ単体で132万円から。
タブレットやPCからリモートでPTZ操作(パン・チルト・ズーム)やフォーカス調整などが行える旋回型カメラ。設置場所を選ばないコンパクトな筐体と併せ、ユニークな視点や動きによる撮影を可能にするという。
撮像素子は35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」。豊富なEマウントレンズが活用できる他、αシリーズ譲りのAFシステムで被写体にフォーカスを合わせ続ける。
4K/120fpsのハイフレームレート撮影や最大5倍のスローモーション撮影が行える。Cinema Line共通のルック(映像の色やトーンなどの映像表現)や設定が利用できる。
ソニーは9日にオランダのアムステルダムで開催される国際放送機器展「IBC 2022」に出展し、FR7を展示する予定だ。
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