格ゲー下手のマンガ家、伝説の“ジョジョゲー”リメイクで遊ぶ! 覚悟はいいか? オレはできてる:サダタローのゆるっと4コマ劇場
「ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルR」はかつて“伝説のクソゲー”と呼ばれたゲームのリメイクです。そんなゲームがどう生まれ変わったのか? 感想はズバリ……面白いじゃあないかッ!
9月1日に発売された「ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルR」(以下、ASBR)は2013年にPlayStation 3向けに登場した対戦格闘ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル」(以下、ASB)のリメイク作品です。ASBは前評判は高かったものの、ソロプレイモードに課金要素があったりストーリーモードがチープだったりしたせいで発売後に著しく評価を下げ、“伝説のクソゲー”とまで呼ばれるようになってしまいました。そんなゲームがどう生まれ変わったのか。購入すると心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ! というわけで発売後すぐに遊んでみましたが、感想はズバリ……面白いじゃあないかッ!
50人ものプレイアブルキャラは個性的かつ原作再現度が高く、使っていて飽きることがありません。ASBで不評だったストーリーモードは原作にあった対戦や世代を超えたバトルを選んで楽しめる「オールスターバトル」モードに変更されました。攻撃力ダウン等のしばりがあったり隠されたミッションを探したりする要素もありなかなかやりごたえがあります。CPUとひたすら対戦できるアーケードモードもあったりして、格ゲーがヘタクソでソロプレイがメインになるボクでも遊べることが多くてディ・モールトよしッ!です。
オンラインプレイも全く勝てないことを除けば遅延を感じることもなく快適です。PS5版だからなのか、ロード時間もゲーム全体を通して短く、遊んでいてストレスがないのも好印象です。
キャラクターのカスタマイズ要素も充実しており、少なくともキャラゲーとしては及第点をはるかに超えるクオリティだと思います。格ゲーガチ勢だと評価が変わるかもしれませんが、とにかくジョジョが好き!という方には文句なくオススメ。ASBで痛い目をみたという人にも是非遊んでみてほしいと思います。「覚悟」が道を切り開く!!
著者紹介:サダタロー
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
連載:サダタローのゆるっと4コマ劇場
漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる〜く語る4コマまんが新連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。
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