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停止中のイラスト生成AI「mimic」が10月に再開へ 審査、追跡機能など不正対策を追加
不正利用対策が不十分と指摘され、一時停止中の「mimic」について、提供するラディウス・ファイブがサービス再開に向けた改修方針を発表した。不正対策を施したバージョンを10月中に公開する。
不正利用対策が不十分と指摘され、一時停止中のイラスト生成AIサービス「mimic」について、提供するラディウス・ファイブ(東京都新宿区)は9月14日、サービス再開に向けた改修方針を発表した。利用者の審査や追跡機能などの対策を施したベータ版2.0を10月中に公開する。
不正利用を防止するため、サービス連携するTwitterアカウントを事前に審査。アカウントに投稿されたイラストが本人によるものと判断した場合のみ利用を許可する。
学習のためにアップロードしたイラストは、透かし入りの状態で一般公開し、第三者が確認できるようにする。違反を発見した場合のために通報フォームも設ける。
出力画像の悪用防止のため、画像には透かしと追跡のための情報を付与する。悪用されないよう、追跡手法の詳細については公開しない。
mimicは、ユーザーがアップロードした画像を学習して、似た絵柄のイラストを生成するサービス。当初から不正利用対策として電子透かしを導入していたが、画像アップロード時の不正利用を防ぐ仕組みが不十分と指摘を受け、サービスを一時停止していた。
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