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「iPhone 14」シリーズ先行レビュー “円安直撃”でも購入する価値はあるか(1/4 ページ)

「ハイエンドスマホに意味はあるのか」「円安の中で高いものは手がでない」――そんな声が聞こえる中、iPhone 14シリーズが発売になる。手元には試用機材が届いているので、機能を見ながら、その価値を考えてみたい。

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 「ハイエンドスマホに意味はあるのか」「円安の中で高いものは手がでない」

 そんな声が聞こえる中、iPhone 14シリーズが発売になる。手元には試用機材が届いているので、機能を見ながら、その価値を考えてみたい。

【クリックで拡大】「iPhone 14」のブルー
【クリックで拡大】「iPhone 14 Pro」のスペースブラック
【クリックで拡大】「iPhone 14 Pro Max」のディープパープル

いつものパッケージ、いつもの「今年のiPhone」

 iPhone 14を手に取ってみると、「なるほど、”今年の”iPhoneなんだな」という思いを強く持った。それはプラスの意味でもマイナスの意味でもある。

 パッケージもデザインも、2021年とほぼ変わっていない。後述するが、性能面でも大幅に進化した、とは言いづらいところがある。


左がiPhone 14、右がiPhone 14 Proのパッケージ

本体がシンプルに入っている

 だが、スマートフォンを「必需品であり、一定の期間で買い換えるもの」と捉えると、またちょっと見え方も違う。「今年出せる要素を詰め込んたiPhone」「毎年出るものだからパッケージもおなじみのもの」という感じなのだろう。

 今回、あえて2021年モデルの「iPhone 13 Pro Max」だけでなく、2020年モデルの「iPhone 12 Pro Max」も並べて比較してみたのだが、そこには、多くの人がスマホを「毎年でなく一定期間で買い換えるだろう」という考えがあってのことでもある。

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