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110番で動画も送れるように 警察庁が「映像通報システム」をテスト運用へ
警察庁が「110番映像通報システム」の試行運用を開始する。スマートフォンやタブレットを使い、通報と同時に事件・事故の様子を映像/画像で伝えることで、現場の様子を事前に把握することができる。
警察庁は9月22日、「110番映像通報システム」の試行運用を開始すると発表した。スマートフォンやタブレットを使い、通報と同時に事件・事故の様子を映像/画像で伝えることで、現場の様子を事前に把握することができる。試行運用は10月1日を予定しており、6カ月の運用を経て2023年4月1日の本格運用を目指す。
110番に通報すると、電話口の担当者から通報者に映像などの送信が可能かを尋ねる。通報者の承諾が得られると、SMSでワンタイムURLを送信。担当者から口頭で伝えられるアクセスコードを入力することで、システムにログインできる。
ログインすると、スマートフォンのカメラが起動し、リアルタイムで映像を送ることができる。事前に撮影した映像も送信可能だ。映像は、現場に向かう警察官に共有され、初動活動に活用するという。県境の事案では、他県警察の通信指令室にも送信できるとしている。
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