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「Apple Watch Ultra」をiFixitが分解 丈夫だが修理は難しい

Appleが9月23日に発売した「Apple Watch Ultra」を、iFixitがさっそく分解した。背面はネジ回しで外せるが、防水性を保ちつつ開くのは難しいことが分かった。

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 米iFixitは9月26日(現地時間)、米Appleが23日に発売したスマートウォッチ「Apple Watch Ultra」の分解動画を公開した。

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分解完了の「Apple Watch Ultra」(右。左は「Apple Watch Series 8」)

 Apple Watch Ultra(以下、Ultra)は、冒険家やアスリートなど、過酷な環境に身を投じるユーザーに向けたもので、-20度の氷点下から摂氏55度までの環境に加え、水深100mの耐水性能を備えるというもの。

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Apple Watch Ultra

 Ultraの背面は、ネジ回しで外せる4つのネジで留められている。このネジを外してiFixitの特殊ツールを使えば背面パネルは外せたが、その際に防水のために使われているガスケットが損傷してしまった。また、液晶ディスプレイを傷つけずにバッテリーを外すのは難しいという。

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ガスケットが傷んでしまった

 この分解で、Ultraのバッテリーは542mAh(Series 8は308mAh)で、スピーカーもSeries 8よりかなり大きいことなどが分かった。Ultraには、他のApple Watchシリーズにはない「サイレン」機能がある。これは、緊急時に助けを呼ぶために86デシベルの音を発するもので、Appleは最大180m先まで聞こえるとしている。iFixitの分解動画の冒頭で、このサイレンを聞くことができる。


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