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Microsoft、キーボードアプリ「SwiftKey」のiOS版終了へ Android版は継続
Microsoftはキーボードアプリ「SwiftKey」のiOS版を10月5日に終了する。Android版は提供を続ける。終了の理由は公表していない。
米Microsoftは9月28日(現地時間)、キーボードアプリ「SwiftKey」のiOS版の提供を10月5日に終了すると、米ZDNetなどに対して認めた。サポートページにも告知が表示されている。
終了の理由については明らかにしていない。サポートページには、ユーザーはアンインストールするか、新しいデバイスに乗り換えない限り引き続き利用できるとある。
SwiftKeyは、Microsoftが2016年に買収した同名企業によるキーボードアプリ。ユーザーの利用履歴から学習した予測変換や高度な自動訂正機能が特徴だ。2010年にAndroid版が、2014年にiOS版がリリースされた。
iOSアプリでは近年ほとんどアップデートが行われておらず、最後のアップデートは2021年5月だった。
Android版の直近のアップデートは9月15日。昨年11月のアップデートでは、SwiftKeyとWindows間でテキストをコピー&ペーストする機能が追加されたが、この機能はiOS版では利用できないままだった。
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