ニュース
モリサワ、クラウド型フォントサービス開始 1ライセンス2台まで 無料プランも
モリサワがクラウド型フォントサービス「Morisawa Fonts」を開始。1つのライセンスでPC 2台まで利用できる。
モリサワは10月4日、同社の1500以上を利用できるクラウド型のフォントサービス「Morisawa Fonts」(モリサワフォンツ)の提供を始めた。1つのライセンスでPC 2台まで利用できる(同時利用はできない)。
5書体を利用できるフリープランと、全書体使えるスタンダードプラン(年額6万4240円、開始から1年間は25%オフ)を用意した。
1500以上の書体をPC単位で利用できる「MORISAWA PASSPORT」のライブラリを引き継ぎ、デバイスに依存しないクラウド型サービスにした。専用アプリをインストールし、使いたいフォントをアクティベートして利用する。
アプリには、フォント名や特徴などで検索する機能、用途に合わせてフォントをグループ化できる機能などを実装。提供書体を利用したロゴなど制作物の商標登録もできるようになった。
フリープランは、「A P-OTF しまなみ StdN R」「TBカリグラゴシック Std R」など5書体限定で試せる。
2023年10月3日までは、スタンダードプランを25%オフの4万8180円で提供する。10ライセンス以上契約するとさらに割り引く。MORISAWA PASSPORTのユーザーは、移行特典価格で契約できる。
関連記事
- モリサワ、テレワーク対応で「MORISAWA PASSPORT」使用許諾を緩和 別PCに移行可能に
モリサワは、テレワークを行う企業向けに、「MORISAWA PASSPORT」の使用許諾を緩和した。従来は、契約で利用中の端末に限定していたが、新たに、契約企業が所有・レンタルしている別の端末に移行できるようにした他、社員の個人PCに移行できる仕組みも作った。 - モリサワの「BIZ UDフォント」がGoogle Fontsで利用可能に、4月1日から
モリサワは、同社の開発した「BIZ UDフォント」を、フォントサービスライブラリ「Google Fonts」に提供する。これにより、Chrome OSやGoogle WorkspaceでもBIZ UDフォントを利用可能になる。4月1日から利用できる。 - モリサワ、17の新フォント発表 「言葉によって形が変わる」書体など
看板などに使えそうな独特な筆使いのフォント「黒曜」も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.