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モリサワの「BIZ UDフォント」がGoogle Fontsで利用可能に、4月1日から
モリサワは、同社の開発した「BIZ UDフォント」を、フォントサービスライブラリ「Google Fonts」に提供する。これにより、Chrome OSやGoogle WorkspaceでもBIZ UDフォントを利用可能になる。4月1日から利用できる。
モリサワは3月30日、ユニバーサルデザイン(UD)に配慮して開発した「BIZ UDフォント」を、フォントサービスライブラリ「Google Fonts」に提供すると発表した。これにより、Chrome OSやGoogle WorkspaceでもBIZ UDフォントを利用可能になる。提供は4月1日から。
利用できるようになる書体は、「BIZ UDゴシック」と「BIZ UDPゴシック」「BIZ UD明朝」「BIZ UDP明朝」。フォントフォーマットは、TrueTypeとOpenTypeに対応。ライセンスは、個人利用や商用利用が可能な「SILオープンフォントライセンス」とする。
BIZ UDフォントは、「文字の形が分かりやすい」「文章が読みやすい」「読み間違えにくい」をコンセプトに、ユニバーサルデザインに配慮し、開発された書体。これまでは、モリサワが提供するフォント提供サービス「MORISAWA BIZ+」の中で、利用することができた。
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