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みずほ、楽天証券に2割出資を正式発表 戦略業務提携
みずほフィナンシャル・グループ(FG)の子会社みずほ証券は10月7日、楽天証券の19.99%の株式を取得し、持分法適用会社とすると発表した。11月1日に取得を行う。併せて、両者は戦略的な提携に合意した。
みずほフィナンシャル・グループ(FG)の子会社みずほ証券は10月7日、楽天証券の19.99%の株式を取得し、持分法適用会社とすると発表した。11月1日に取得を行う。併せて、両者は戦略的な提携に合意した。
楽天証券の顧客に、みずほの総合資産コンサルティングサービスを紹介し、広範なニーズへの対応を図るほか、みずほ証券およびみずほ銀行の顧客に、楽天証券の商品やサービスを紹介するなど相互に送客を行う。みずほ証券が引受・組成を行うIPOやPOなどの株式や債券を、楽天証券に販売委託することで、商品の拡充も図る。
楽天は証券事業の再編を行い、楽天証券の持株会社として楽天証券ホールディングス(HD)を設立。楽天証券HDは現在上場準備を進めている。プレスリリースでは「楽天証券とみずほ証券のアライアンスが、楽天証券HDおよび楽天グループの株式価値向上につながる」とした。
楽天グループの株価は、今回の出資に関する報道があった10月5日から5%上昇。市場は出資に好感を持っている。
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