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シャープ、プラズマクラスター技術で浮遊オミクロン株の減少効果を実証と発表 コロンビア大学と共同で
シャープは13日、プラズマクラスター技術により浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を実証したと発表した。米国コロンビア大学医学部の辻守哉教授らが検証した。
シャープは10月13日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」により、浮遊する新型コロナウイルスオミクロン株の減少効果があると実証したと発表した。米国コロンビア大学医学部の辻守哉教授(感染症学・免疫学)らが検証した。
試験にはオミクロンBA.1株を使用。高濃度のウイルス溶液を試験ボックス内に噴霧、充満させた後、プラズマクラスターイオンありとなしの2パターンで送風した。15分後にボックス内部の浮遊ウィルスを回収し、細胞で数日培養した結果、プラズマクラスターイオンありでは感染価の99.3%減少を確認したという。「ウイルスはほとんど死滅し、細胞はほとんど正常な状態を保っていた」としている。
辻教授は「今回はウイルスの漏れない安全キャビネット内に収容できる最大サイズの試験ボックスにおいて確実な試験を実施し、顕著な減少効果が確認された。今後、プラズマクラスター技術を使ったウイルスのエアロゾル感染対策としての応用が多いに期待される」としている。
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