クリスタ“買い切り版”で方針転換 修正アップデート継続へ ユーザーからの意見受け

セルシスはペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」買い切り版について、バージョン3.0リリース時に終了するとしていた不具合修正の無料アップデートを、以降も継続すると発表した。ユーザーからの意見を受け方針転換したとしている。

[ITmedia]

　セルシスは10月13日、ペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」買い切り版について、終了すると予告していた不具合修正の無料アップデートを継続すると発表した。ユーザーからの意見を受け方針転換したとしている。

ユーザーの意見を受け方針転換

　同社は8月に、現行のバージョン1.x系ユーザーに提供している不具合修正用の「品質改善アップデート」について、将来バージョン3.0をリリースした際に提供を終了すると発表していた。方針転換により、バージョン3.0公開後も1.x系の品質改善アップデートの提供を続けることにした。

　機能追加のために提供している「機能拡張アップデート」は8月の発表通り、2023年3月のバージョン2.0（買い切り版）リリース時に終了する。

バージョン1.x系からバージョン2.0への優待バージョンアップも提供する。8月の発表では、23年に提供を始める「アップデートプラン（年間契約）」を契約するよう案内していた。

　22年1月1日以降にバージョン1.x系を購入したユーザーには、バージョン2.0を無償提供、それ以前に購入したユーザーには「CLIPSTUDIO PAINT PRO」を2000円、「CLIP STUDIO PAINT EX」を6000円で提供する。