新iPad、Apple Pencilの「仕様」にツッコミ相次ぐ とある変換アダプターが話題に(2/2 ページ)
第10世代「iPad」が発表された。フルスクリーンになりデザインはiPad Airスタイルに刷新されたが、Apple Pencilへの対応方法で“ツッコミ”が相次いでいる。
「iPad Air」と「iPad mini」は値上げ
この仕様を受けて、第2世代Apple Pencilが使えるiPad Air/miniに注目が集まりそうだが、Appleは新型iPadの発表と同時にAirとminiを値上げしている。Airのベースモデルは8万4800円から9万2800円に、miniは7万2800円から7万8800円に引き上げられた。
なお、現行Air発表当時の価格は7万4800円で、当時のM1 iPad Proのベースモデルは9万4800円から。Airの価格が昔のProにほぼ並んだ。
新iPadは6万8800円からのスタート。Airの64GBとは2万4000円の開きが生まれている。この差額をどう見るかだが、Apple M1を搭載し、メモリは8GB(iPadの容量は非開示だがAirより低い可能性が高い)と大容量なのが特徴。どのiPadまで動くか不明だが「Davinci Resolve for iPad」などの提供も予定されており、ヘビーなアプリを使いたい場合はAirの方が融通が効くだろう。
miniは1万円差。ハンディサイズで取り回しがしやすく根強い人気を持つが、純正キーボードが用意されていないなどiPadとは用途が少し異なる。新しいiPadには、トラックパッドを内蔵した新設計の「Magic Keyboard Folio」が用意されている。こうしたアクセサリを使いたいなら、汎用性の高いiPadが良いかもしれない。
逆に第1世代のApple Pencilで良いのなら、併売する第9世代iPadという選択肢もある。価格は4万9800円で新型iPad発表後も値上げされていない。ホームボタンに太いベゼル、Lightning端子などレガシーを感じさせるが、第10世代とは1万9000円の差額とコストパフォーマンスに優れる。何より、アダプターなしでApple Pencilを直接充電できるメリットは計り知れない。
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