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プロジェクションマッピングで顔に“メイク” コーセーと東工大がシステム開発
プロジェクションマッピング技術と色補正技術を組み合わせ、人の顔で体験できるリアルなメイクシミュレーションシステムをコーセーと東工大が開発した。
コーセーと東京工業大学は10月25日、プロジェクションマッピング技術と色補正技術を組み合わせ、人の顔で体験できるリアルなメイクシミュレーションシステムを開発したと発表した。動きのある顔の上で、自然なメイクを短時間でいくつも試すことができる。
独自のメイクシミュレーター「COLOR MACHINE」に搭載して東京・銀座の拠点でサービスを提供している他、来年1月に米ラスベガスで開催される「CES 2023」に出展する。
顔の表情を高速に認識する技術と、表情に応じたメイク映像を瞬時に生成するグラフィックス技術を活用。1秒に1000回の映像を更新できる特殊なプロジェクターを採用することで、顔の動きにぴったりと追従する自然なメイク投影を実現した。
プロジェクターからメイクの測色値をそのまま投影しても、肌の反射によって実際のメイクと色がずれてしまう。これを補正するため、投影した色と、肌で反射して実際に目に見える色の関係を解析して独自の色補正式を構築。補正なしの場合と比べて実際のメイクの印象と近づけることができたという。
今後は、メイクレッスンや店頭でのメイク体験、イベントなどへの応用も検討する。
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