ニュース
大阪の総合病院でシステム障害、ランサムウェア攻撃か 緊急手術など除き対応ストップ
大阪市の総合病院「大阪急性期・総合医療センター」でシステム障害が発生。緊急性の高い診療以外の対応を停止している。ランサムウェアによる攻撃の可能性もあるという。
大阪市の総合病院「大阪急性期・総合医療センター」は10月31日、院内のシステムに障害が発生したと発表した。ランサムウェアによる攻撃の可能性があるといい、緊急性の高い手術や診療以外の対応を停止している。11月1日以降の対応については病院の公式サイトで随時告知する。
関連記事
- USBメモリ、メモ、ノートPC……紛失事案が目立った10月セキュリティまとめ 問題は隠さず即報告を
10月には、各地でUSBメモリやノートPCを紛失したとの報告が相次いだ。いつ何を紛失したか判然としないケースや、紛失からしばらく報告しなかったケースが見られた。本記事では、電子機器などの紛失事案を中心に、10月に起きた情報セキュリティニュースを振り返る。 - 量子科学技術研の病院がUSBメモリ紛失 患者情報3300人分入り 使用したまま医師離席、戻った時には見当たらず
量子科学技術研究開発機構(QST)は、医療部門のQST病院で患者の個人情報を含むUSBメモリを紛失したと発表した。紛失したUSBメモリは患者約3300人分の氏名や臨床情報などを含んでいたという。 - 島根の県立病院、約2万5000人分の個人情報入り端末紛失 1年半前から行方不明
島根県立中央病院の患者約2万5000人分の個人情報が入った電子カルテ用端末の所在が、2021年3月9日以降分からない状態という。県は端末の捜索を続けるとともに、再発防止策を講じるとしている。 - ランサムウェア集団「Conti」幹部はこの男――米政府が13億円の賞金、闇サイトで情報募る
米国務省が最大1000万ドル(約13億円)の賞金をかけ、ランサムウェア集団「Conti」の幹部とされる5人についての情報提供を呼び掛けた。匿名で情報を提供できる専用のTorサーバを開設し、複数の言語で闇サイトなどに賞金情報を掲載している。 - 岐阜県の病院に不正アクセス コロナワクチン接種者など最大11万件超の個人情報が流出か
幸紀会安江病院は、院内のコンピュータが不正アクセスを受け、患者と新型コロナワクチン被接種者の個人情報が最大11万1991件流出した可能性があると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.