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freeeが販売管理サービス参入 Excelの「案件管理票」置き換え目指す(1/2 ページ)

freeeは11月1日、販売管理サービス「freee販売」の提供を開始した。主軸事業である「freee会計」「freee人事労務」に続く第三の柱に位置づける。

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 freeeは11月1日、販売管理サービス「freee販売」の提供を開始した。主軸事業である「freee会計」「freee人事労務」に続く第三の柱に位置づける。同社は、当初から統合型経営プラットフォーム、いわゆる統合型ERPを志向してきた。今回、販売管理領域に参入することで、バックオフィス領域だけでなく、営業現場の効率化と収益性および収益機会の可視化を目指す。


第三の柱となる販売管理サービス「freee販売」。中央は、freee販売の開発責任者佐藤顕範氏

 販売管理サービスとは、取引先とのやりとりにおける「お金」と「モノやサービス」の流れを管理するもの。商談の際には案件管理表に進捗を記載し、見積書を作成したり、納品後は請求書を作成したりするが、それをまとめて管理するサービスだ。情報の転記作業をなくせるほか、請求漏れ、支払い漏れなどがないよう、システム側で管理できる。

 見積書や納品書は、2023年10月に始まるインボイス制度において、書類としての重要度が上がっており、制度で定められた書式での発行も必要となる。営業現場の事務作業は増加する見通しで、それをカバーするためのツールとしても位置づけている。


これまでExcelの案件管理票でやってきた領域を置き換える
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