Web3でアニメを ファンが制作支える「CryptoNinja-咲耶-」NFT売り出し 声優・楽曲募集
アニメ製作をNFTで。「CryptoNinja NFT」のアニメ化プロジェクトで、NFTの募集が始まる。製作委員会に変わる、Web3時代のアニメ制作に挑むという。
オタクコイン協会は11月4日、NFTコレクション「CryptoNinja NFT」をアニメ化する「CryptoNinja -咲耶-」プロジェクトの一環として、アニメ製作を支えるNFTの売り出しを11月5日に始める。声優と楽曲も募集する。製作委員会に変わる、Web3時代のアニメ制作に挑むという。
CryptoNinja NFTは、イケダハヤト氏が2021年にスタートしたNFTコレクション(NFTゲームの「CryptoNinja」とは無関係)。忍者キャラクターの画像がNFTとして取引されており、2次創作市場なども盛り上がっている。アニメ化企画は2022年1月からスタートした。
今回、初期ラボメンバーであることを示す、譲渡できない「パスポートNFT」(1枚0.02ETH)と、パスポートNFT保有者のみ購入できる「手裏剣NFT」(1枚0.008ETH)を販売。制作資金などの支援を募る。
手裏剣NFTをステーキングした枚数に応じて、Discordコミュニティ参加権や特別なチャンネルへの招待権が付与される。アニメ化の時期などは未定。進ちょくはDiscordなどで共有する。
同協会は「これまでのクローズドな製作委員会方式では実現が難しかった、Web3時代のオープンなアニメ制作資金の調達や、資金使途・アニメ制作のプロセスを透明化しながら、ファンとともにアニメ作品を世界中に広める支援活動を行う」としている。
CryptoAnime Labは、イケダハヤト氏が代表を務める「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」、Web3クリエイティブ企業のTHE BATTLE、起業支援のツクリエ、アニメ製作のファンワークスと共同で設立した組織だ。
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