速報
YouTubeショート、テレビでの再生に最適化
YouTubeは、TikTokのようなショート動画「YouTubeショート」をテレビで見やすくしたと発表した。Android TVやGoogle TVのYouTubeアプリにショートのコーナーが新設される。縦長表示の左右の空間にはボタンや概要が表示される。
米Google傘下のYouTubeは11月7日(現地時間)、TikTokのようなショート動画「YouTubeショート」を「Android TV」や「Google TV」のYouTubeアプリでの再生に最適化したと発表した。同日より段階的に反映していくとしている。
YouTubeショートは縦長のスマートフォン画面での視聴に最適化されており、これまでもテレビで再生は可能だったが左右に無駄な空間が表示されるなど、見やすくはなかった。
最適化後は、動画の左右の空白に操作用のボタンや動画の概要などが表示される。
また、一般のYouTube動画では初期設定で次の動画を自動再生するようになっているが、ショートの場合はリモコンで選択できるようにした。
ショートはホームタブのショートコーナーにまとめられる。
YouTubeによると、YouTubeショートの1日当たりの視聴回数は300億回以上、月間ログインユーザー数は15億人以上という。
関連記事
- YouTube、チャンネルページでショートとライブを別タブ表示に
YouTubeがチャンネルページのタブに「ショート」と「ライブ」を追加した。これまで「動画」タブに混在していたショートとライブ配信が別タブにまとまる。 - YouTube、TikTok対抗「ショート動画」のクリエイター収益化に本腰
YouTubeは、TikTok対抗の「ショート動画」のクリエイター収益化に本腰を入れる。パートナープログラム申請の条件を広げ、広告収益の分配を始める。ショート動画広告収益の45%を合計視聴回数ベースで分配する。 - TikTokのような「YouTubeショート」(β)、日本でも作成可能に
YouTubeが昨年9月に発表したTikTokのような15秒動画「YouTubeショート」が、日本でも作成できるようになった。モバイルアプリで作成ボタンをタップすると、メニューに「ショート動画を作成する ベータ版」という選択肢が表示される。 - YouTube、「TikTok」のような15秒動画「YouTube Shorts」のテスト開始
Google傘下のYouTubeが、「TikTok」のような15秒動画サービス「YouTube Shorts」のテストをまずはインドで開始した。同日からモバイルアプリでは、動画を縦スワイプで表示するようになった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.