パチンコ「ダイナム」親会社、個人情報33万件流出か 顧客や取引先の住所、氏名、メアドなど
パチンコチェーン店ダイナムの親会社である、ダイナムジャパンホールディングスは、サーバへの不正アクセスにより保持していた個人情報約33万件が流出した可能性があると発表した。
パチンコチェーン店ダイナムの親会社である、ダイナムジャパンホールディングス(東京都荒川区)は11月1日、サーバへの不正アクセスにより保持していた個人情報約33万件が流出した可能性があると発表した。NHKの報道ではランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことが原因としている。
流出した可能性があるのは、不正アクセスを受けたサーバ上に保存していた顧客や地権者、取引先、採用応募者、退職者、従業員などに関する情報33万1005件。内容は、氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、口座番号など。全7社が保持していた情報が対象で、ダイナムでは12万9628件の情報が流出した可能性があるという。
他6社の内訳は、夢コーポレーションが9万6523件、キャビンプラザが1816件、日本ヒュウマップが7万6193件、ダイナムビジネスサポートが2万4571件、ビジネスパートナーズが139件、ダイナムジャパンホールディングスが2135件としている。
同社が問題を確認したのは9月2日。サーバに障害が発生したため原因を調べたところ、第三者による不正アクセスの痕跡を発見した。直ちにサーバを停止し、社外ネットワークと遮断した後、影響範囲や原因の調査を行ったという。
サイバー攻撃に関しては、9月30日に個人情報3685件の流出を確認したと発表していた。しかし、その後の調査で他の情報についても流出の可能性が否定しきれないため、今回の発表に至ったとしている。
個人情報の流出を確認できた場合、二次被害を防止のため同社から個別に連絡する。また、問い合わせ窓口も設置しており、こちらでも対応する。同社は今回の件に謝罪するとともに、セキュリティ体制を見直し、再発防に取り組むという。
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