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Amazon、次世代配送用ドローンを披露 25%静かになり、小雨でも働く
Amazonはドローン配送サービス「Prime Air」の次世代モデルを披露した。2019年モデルより小型軽量化し、騒音は25%低減。2024年就航の見込みだ。
米Amazon.comは11月10日(現地時間)、無人航空機(UAS、いわゆるドローン)輸送サービス「Prime Air」向けの次世代ドローン「MK30」を披露した。
2019年に披露した先代よりも軽量・小型になり、航続距離が伸び、小雨でも飛行できるようになった。
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また、プロペラを改良し、騒音を先代より25%低減することに成功したとしている。Amazonのドローンは、地上数百フィート(1フィートは約30cm)を飛行し、顧客の玄関先などに降下・着地する。「われわれのドローンは、典型的な近所の騒音より静か」という。
AmazonがPrime Air構想を発表したのは2013年のことだ。当時、早ければ2015年にスタートする計画だった。現在は複数の地域でテスト飛行中だ。年内にはカリフォルニア州ロックフォードとテキサス州カレッジステーションで(現行モデルで)「最初の配送を実施する」としている。
MK30は2024年に就航の予定だ。
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