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楽天カード、決済取扱高シェア23%超に 中期計画「トリプル3」目指す
楽天カードの伸びが著しい。ショッピング取扱高は前年同期から27.4%増えて、7-9月は4兆5630億円まで増加した。これは、カード業界全体のうちシェア23%に相当する。
楽天カードの伸びが著しい。ショッピング取扱高は前年同期から27.4%増えて、7-9月は4兆5630億円まで増加した。11月11日に行った楽天グループの決算会見で明らかにした。カード業界全体のうちシェア23%に相当する。
「6年前はシェア10%を切っていたが、今や23%を超え目標の30%に迫る勢い。カード事業の取扱高が爆発的に伸びている」と三木谷浩史会長兼社長。
カード発行枚数が前年同期から15.1%増加して2751万枚に。楽天市場の流通総額における楽天カードの決済比率は70.7%と高いほか、オフライン消費が戻りつつあることが取扱高の伸びに貢献した。
楽天カードは中期計画として、「発行枚数3000万枚」「ショッピング取扱高30兆円」「取扱高シェア30%」を掲げている。達成時期は明確にしていないが「トリプル3」と呼び、推進している。
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