Twitter、剥奪した「公式」ラベルを再付与中
Twitterは11月9日に付与を始めた数時間後に剥奪した「公式」ラベルの付与を再開した。政府機関やメディアの一部、企業などに表示されている。Twitterは「なりすましに対抗するために、一部のアカウントに公式ラベルを追加した」とツイートした。
米Twitterは11月10日(現地時間)、前日に付与を開始した後、剥奪した「Official(日本では「公式」)」ラベルの再付与を開始した。日本時間の12日午前6時現在、多数の政府関連機関、企業、主要メディアに公式ラベルが表示されるようになっている(ITmedia Newsアカウントにはまだ表示されない)。
Twitterのサポートアカウントが10日の午前11時18分に「なりすましに対抗するために、一部のアカウントに公式ラベルを追加した」とツイートした。
公式ラベルは、青バッジとして知られる認証バッジの役割が、従来のTwitterが本人と認めた印から、有料サービス「Twitter Blue」の加入者かどうかを示す印に変更したことに伴って追加されたもの。新旧の青バッジが混在することで、現在もなりすましなどの問題が発生している。
イーロン・マスクCEOは10日の午前9時過ぎに、従来の意味の青バッジの“破損”が多すぎるので、従来の青バッジは今後数カ月で削除するしかないとツイートした。
ちなみに、本校執筆現在マスク氏の青バッジはまだ従来のものだ。
公式ラベル付与の条件はヘルプページによると、政府のアカウント(選出、任命された政治家、つまり大統領や首相、議員など含む)、政党などの特定の政治組織、営利企業、主要なブランド、メディアアウトレットおよび出版社、その他の一部の公的機関に適用されるとあり、企業のトップや著名人などは対象外だ。マスク氏や米Blockのジャック・ドーシーCEOのプロフィールにも公式ラベルはない。
メディアとしては、英BBCや米Washington Post、米Financial Timesにはついているが、米New York Times、米Forbes、米Reuters、米Wall Street Journalなどには本校執筆現在はまだついていない。
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