ニュース
ヤフオク、トレカ・車の出品時は本人確認が必要に 顔写真の照合あり
ヤフーが、オークションサイト「ヤフオク!」について、一部商品の出品時に本人確認を求めるようにすると発表した。対象の商品カテゴリーはトレーディングカードゲームや車など。12月12日週に始める。
ヤフーは11月21日、オークションサイト「ヤフオク!」について、一部商品の出品時に本人確認を求めるようにすると発表した。対象の商品カテゴリーはトレーディングカードゲーム(TCG)や車・船体など。12月12日週に始める。
TCG、車、部品取り用の車体、オートバイ、船体などが対象。一定の条件に当てはまるユーザーは、本人確認を済ませていなければ出品ができなくなる。本人確認が必要になる条件は非公開。条件に関係なく、出品後に本人確認を求める場合もあるという。
ヤフーは7月にヤフオク!の本人確認機能を刷新。オンラインで完結できる本人確認(eKYC)を新たに導入した。ユーザーは顔写真付きの公的書類と顔の写真を撮影し、ヤフーに提出することで、本人確認を完了できる。確認が済んだユーザーにはプロフィール欄にバッジを付与する。
ヤフオク!では、本人確認に関連した機能を今後も実装するという。22年冬には売り上げを現金で受け取る際、本人確認を必要とする予定。確認が済んだユーザーだけが参加できるオークションも開催する方針。
関連記事
- ヤフオク!、“いたずら入札”対策に本人確認を検討 ID再取得に対するブラックリスト整備も実施予定
ヤフーが、「ヤフオク!」の“いたずら入札”対策に、すでに一部で導入している本人確認による審査について適用範囲の拡大を検討している。IDを再取得して違反行為を繰り返すユーザーをはじくため、ブラックリストの整備も強化するという。 - 「ヤフオク代理出品の副業」に注意 不正取引に加担する可能性
「『ヤフオク!』に特定の商品を代理出品すると、報酬を支払う」といった募集に注意。不正取引に加担させられる可能性があるという。 - 「ヤフオク!」落札者の質問と見せかけフィッシングサイトに誘導 ヤフーが注意喚起
「ヤフオク!」の質問機能を使ってフィッシングサイトに誘導する手口が報告されているとしてヤフーが注意喚起した。質問欄に「秘密の質問が届きました」とのメッセージが届き、添付URLからログインして確認するとアカウントを乗っ取られる可能性がある。 - ヤフオク!、取引相手の電話番号表示を廃止 SMS悪用のアカウント乗っ取り被害防止で
ヤフーが「ヤフオク!」で取引相手の電話番号を互いに表示しないよう仕様変更する。SMSを悪用した乗っ取りの被害を防止するための措置としている。 - ヤフオク!とPayPayフリマ、子どもが誤飲するおそれのある出品に新ルール マグネットや水で膨らむボールなど
ヤフーは13日、子どもが誤って飲み込んだりすると危険なおもちゃを出品する際には商品説明で注意喚起するよう「ヤフオク!」と「PayPayフリマ」の出品ルールを変更すると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.