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povo2.0、1年で6回線以上の新規契約は事務手数料を有料に MNP踏み台排除
KDDIは12月20日以降、直近1年間に同一名義で6回線以上新規契約する場合、契約事務手数料を設定すると発表した。1回線あたり3300円を請求する。
KDDIは12月20日以降、直近1年間に同一名義でpovo2.0を6回線以上新規契約する場合、契約事務手数料を設定すると発表した。1回線あたり3300円を請求する。
povo2.0は、基本料金がゼロ円のオンライン専用プランで、1回線目は手数料無料。2回線目以降は事務手数料が発生すると予告しているが、当面は無料としていた。契約手数料がかからず、月々の基本料もかからない。
180日以上の継続保有には、オプションの購入などの条件もあるが、ほとんど費用がかからないため複数回線の保有が行いやすい。KDDIも"サブ回線としての利用”を訴求している。
ところが「利用状況を分析する中で、当初の想定よりも短期間で契約と解除を繰り返すお客さまがいることが分かってきた」(広報部)。MNPによって他社に乗り換える際には、現金値引きや端末価格の優遇などが一般化しており、他社に乗り換えることを前提にpovoを契約するユーザーが一定数いることが想定される。
今回の事務手数料有料化は、1年間で6回線を新規契約する場合が対象。5回線までは無料で、また数年間かけて6回線を契約する場合も無料だ。「ほとんどのお客さまには影響がない」(広報部)としている。
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