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「zenly」、来年2月3日にサービス終了 若年層に人気の位置情報共有アプリ
米Snapchatは、位置情報共有サービス「zenly」を2023年2月3日に終了する。もともと、zenlyの日本語公式アカウントが9月1日に「数カ月後に提供を終了する」とツイートしていたが、正式にサービス終了日が発表された形だ。
「Snapchat」などを手掛ける米Snapchatは、位置情報共有サービス「zenly」を2023年2月3日に終了すると発表した。もともと、zenlyの日本語公式アカウントが9月1日に「数カ月後に提供を終了する」とツイート(現在は削除)していたが、正式にサービス終了日が発表された形だ。
zenlyは、特定のフレンドと位置情報をリアルタイムに共有できるアプリ。日本では10代などの若年層を中心に多くのユーザーを獲得していた。同社は後継として、Snapchatのマップ機能「SnapMap」を案内している。こちらも位置情報を共有できるという。
同社はzenly開発元の仏Zenly社を2017年に買収。Snapchatは、収益成長率が伸び悩む中で22年8月に従業員の約20%をリストラすると発表。独自の動画配信サービス「Snap Originals」や4月に発表した手乗りドローン「Pixy」への投資を中止した他、Zenlyなどを終了するとしていた。
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